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2006年2月12日 (日)

復元された淀君の小袖

Dvc00018Dvc00017二日にわたる丸紅の仙台美展が無事、終了しました!

博物館でのショーウィンドウ越しにしか見られないような作品が、手を触れてはいけないものの、かなり近くで見ることができるので、お客様はとても喜んで下さいました♪

あ、ちなみに、会場内の照明はかなり落としています。なんせ昔のものなので、草木染ということもあり、ライトの紫外線によって生地が退色したり傷んだりしてしまうのです(>_<)

本当は写真禁止なのだけど、個人記録用に撮ったものを、載せてしまいます。(※転用はご遠慮願いますね!)

Dvc00003 Dvc00004_1 写真左上が、豊臣秀吉の側室だった淀君の小袖の断片裂(実物)。辻が花染の小袖です。襟の部分に「ふしみ殿御あつらへ」と書いてあることから、伏見城にしばらく住んでおられた淀君のものであるとわかりました。

そして、丸紅創立50周年の記念事業のひとつとして復元された小袖が屏風の前にある写真。額に入っている裂からは想像がつかないほど、本来は艶やかだったんですね~。

極力昔の状態に近づけるため、小石丸という蚕のえさ(桑の葉)も昔の状態に接木して作り、お水にもこだわり、蚕を育て、織り、生地に図を描き、絞っては染め、絞っては染め、という大変な作業を5回も繰り返したということで、3年以上の年月を要したそうな。写真右がその行程です。この頃が一番辻が花の技術が優れていました。今よくある辻が花の着物は、本来の辻が花とは違い、いわゆる“辻が花風”になるわけです。

Dvc00002 その他にも、今ではできない技術で作られた豪華な着物がたくさん展示されていて、島原の花魁が着ていた振袖や、能装束、オランダの絵が描かれたもの、浮世絵が刷られた遊女のもの・・・などなど、現代とは全く違った幽玄の美の世界を体感することができました(*´∇`*)

丸紅コレクションについて、詳しくは、2005年9月に発売された「別冊太陽」の「小袖からきものへ」という本に掲載されているので、ご覧ください♪

またどこかで美展が行われた時に併設される会もあるので、機会があれば、是非是非見てみてくださいね☆☆☆

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